私は学生の時に受験勉強のため猛勉強を始めました。その結果、最初30ほどだった偏差値が受験直前には科目合計で最高75まで上げることができました。最も成績の良かった数学での最高は89です。
自分でも驚くほどに成績が上がっていきましたが、それは勉強するほどに上がっていく成績がうれしくて、勉強することが楽しくて仕方なかったからだと思います。
今回は、その時にした勉強方法と、なぜそれが有効なのかを論理的に説明します。「勉強してるのに、成績が上がらない!」「もっと効率的な勉強方法は無いかな」といった悩みに答えられるかと思います。
5つの効果的な要素
- 目的意識を持つ
- ノートを綺麗に書く
- 長時間の学習
- クイズ形式で行う
- 間違ったところを徹底的に復習
以上の5つが今回の記事で説明するポイントになります。
私は学生の時にこれらを意識していたわけではありませんが、振り返って分析してみると私は常にこの5つを行っていました。
では、1つ目から解説していきますね。
1.目的意識を持つ
これは点数でも問題を解くスピードでもいいですが、何らかの目的をしっかり認識しているということです。
私の場合は日曜にテストを受け、その復習を一週間かけて行い次の日曜日に再びテストを受けるサイクルでした。
この時に次のテストではより高い点数を取ろうと常に思っていまし。それよりも強く今回のテストでミスしたところから学んだ事は次のテストでは必ず間違えないようにしようと思っていました。
そして、何より試験に合格するという最終目標に向けて逆算して、いつまでに何点成績を上げればいいかがわかっていました。
そのため、毎週行う模試がとても役に立っていました。毎週のようにテストを受ける方法は非常におすすめです。これは、目標を小分けににして着実に達成していく成功体験も得られるためモチベーションを維持しやすいと思います。
2.ノートを綺麗に書く
勉強のできる人のノートは美しいと聞いたことはありませんか?
綺麗なノートとはいったい、どんなノートでしょうか?
創造してみてください。丁寧な字で線からはみ出さずに、セクションごとにまとめられてノートを見ただけでどのように自分が理解したのか思いだせる。そんなノートが美しいのではないでしょうか。
ちょっとめんどくさい言い回しになってしまいましたね笑
ただノートを綺麗に書くためには字を丁寧に書く必要があります。丁寧に書くためには集中する必要があります。集中するとそれだけで記憶に残りやすいのです。
中には思考スピードが速すぎて、書く速さが追い付かずに文字がぐちゃぐちゃな人もいますが、それは一部の天才だけです私の知り合いにも一人いましたが、彼のノートは一見汚いですが、説明を受けると非常に整って書かれていました。
自分自身にとって整理されているノートを作れるように丁寧に書くよう心掛けて見てください。
3.長時間の学習
これは当たり前の話かもしれませんが、1時間勉強した人と10時間した人ではインプット量に大きな差が出ます。
手っ取り早く短時間で大量にインプットすることはできません。人間の脳は一度に大量の情報を記憶するのは非常に難しいです。
何度も、何度も復習してようやく記憶として定着させるのです。
エビングハウスの忘却曲線という人が物事を忘れてしまうまでの時間を表したグラフがあります。
100のことを覚えても1日経過すると74のことは忘れてしまっているというものです。次の章で話しますが、人間の脳は忘れていたもの、あるいは忘れかけているものを思い出すと記憶が定着します。
なので復習は効果だというのは理にかなっているものなのです。
長時間勉強する中で、最初に覚えた内容も一時間後には半分以上忘れられているためそのタイミングで復習を行います。
気晴らしに程度にさっきやったやつどれだけ覚えたかな?と軽い気持ちでやれば大丈夫です。
私は気分転換のために複数の強化をローテーションでやっていました。そのため自然と忘れたころに復習するサイクルができていたのです。
それと参考までに私は、平日は夕方の6時から12時までの6時間。休日は12時間以上勉強していましたね。
4.クイズ形式で行う
人間の脳は忘れたときに思い出そうとすると記憶に定着するそうです。なので暗記カードやひたすら過去問をすると云った勉強法は意外と効率的だったのです。
私の勉強法がまさにひたすら問題を解くものでした。上でも書きましたが、毎週日曜日にテストを受けていました。そして、その間違えた個所を一週間かけて復習する。なぜなら正解の箇所はすでに理解ができており復習する必要性がないからです。
この週末テストの繰り返しは、暗記をする意味でも理解を深める意味でも有効です。さらに自身のできていない場所が明確にわかりそこを学習すればいいだけなので効率的でもあります。
毎週でなくて3日に1っ回など未時間スパンで繰り返してもいいでしょう。その場合かなりハードなスケジュールになると思いますが…笑
5.間違った箇所を徹底的に復習
繰り返しになりますが、間違えた個所の復習は自分の理解できてない箇所が明確にわかり、学習すべき箇所がわかる効率的な方法です。
一度復習した箇所はもう二度と間違えたないようにしましょう。もう間違えないと断言できるほどしっかり理解するまで徹底的に復習しましょう。
そうすることで、その問題に類似した設問にも正解できるようになっていきます。
歴史の問題を復習しているときに間違った箇所の答えだけでなく、その問題に関連する人物や場所、事件なども合わせて復習します。
すると別の問題を解いているときに、その勉強が生きてきます。
まとめ
勉強は長時間かけて徹底的に復習し、綺麗にノートにまとめていくことで必ず成績は上がります。
この記事は受験や資格の取得を目指している人の勉強の助けになればと思い書きました。
成し遂げたい目標があれば、しっかりと目標設定して進まれてください。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。