外国の友人と楽しく談笑できるレベルを日常英会話だとすると二ヶ月で達成することができます。「英語圏に行く予定があるけど全然話せない」や「英会話が苦手でリスニング、スピーキングのテストがうまくいかない」といった悩みを解決できます。
言語を最も早くマスターする方法は、その言語が使わている国に留学することが一番です。なぜなら、その国では三歳の子供ですら話せているのですから。
ただ、今回の前提は、観光や留学に行く前の予習です。
この前提で記事を書いていきますので日本にいてもかなり短期間で日常英会話をこなせるようになるかと思います。
ボキャブラリーを増やす
とにかくボキャブラリーを増やす事がとても大切です。単語だけでなくその言い回しを一緒に覚えると効率的です。
ボキャブラリーが増えると知らない語彙が出てきても意味を予想することができるようになります。
ただやみくもに増やしていっても良いのですが、それだと効率が悪いので優先して覚えるべきものを順番にお教えします。
1.身の回りにあるものを覚える
これは、生活するときに普段から身近にあるものから覚えると、会話の中でその単語に出くわすことも、活用する機械も増えます。
例えば、痛み止めを英語で言えますか?電子レンジを使っていいか聞く時はなんといいますか?
どうですか。すんなり出てきましたか?
もし、すんなり出てきたのなら、今の学習法で単語を増やされていいと思います。(笑)
全く思いつかないという方には、これからご紹介する方法は役に立つと思います。
最初に、自分の持っているものすべてを確認して、英語がわからない場合はシールか何かで書いておきます。あるいは、持ち物自体を英語で発音してから使用するように心がけます。私は心の中で、英語名を唱えて使っていました。
英単語を聞いてすぐに連想できるようになれば、この習慣はやめても大丈夫です。一つ一つ確実に覚えていきましょう
単語をすんなり体感で覚える方法は後で記述しますね。
2.日常的に使うフレーズを覚える
フレーズと書きましたが、言い回しだけでなくセットで使う単語や動詞も覚えましょう。
私が、多用したのはthis one です。
カナダ留学の時に、全く英語が話せないまま行った私はマクドナルドの注文すらできずに途方に暮れていましたが、となりのお客さんがthis oneと指差しながら注文しているのを見てからこれだ!とひらめきました。
その後、英語に慣れるまで殆どの注文はthis one で乗り切った記憶があります。笑
これ以外にも便利なフレーズは沢山ありますし、海外にいてスラングやイディオムなどは最初にある程度覚えておくと話を理解しやすくなります。
3.覚えた単語はすぐに使う
新たに覚えた言葉はすぐに自分の言葉として出しましょう。フレーズしかりです。
自分の言葉で表現していると発音もよくなり、相手に言われたときにすんなり認識できるようになります。
日本にいながらにして学習するなら、英会話教室に通うか外国人の友人を作るのが手っ取り早いです。それが難しいなら音読を繰り返すのもいい方法です。
音読について解説していきますね。
長文の音読を繰り返す
長文を読む、多読するのは以前から英語勉強法では効果的だといわれていますが、音読することでその効果はより一層高まります。
- 声に出して読んでいくことで、単語の発音、スピーキング能力が上がります。
- 耳に聞こえてきた音でリスニング能力が身につきます。
- 長文を読むことでリーディング能力が向上します。
以上3つのことが同時にできるのです。とても効率的で英語をマスターしている人は必ず音読を取り入れています。それだけ効率的な勉強法なのです。
読むジャンルも多種多様なものがいいですね。小説でもいいですし、ニュース記事なんて物でもいいでしょう。海外のスターのスキャンダル記事なんて物でも話のネタになるかもしれませんよ。
使われている表現は、ジャンルによって異なっているので、なるべく多くのジャンルのものを読むことをおすすめします。
対話するような本だと、現地の特殊な言い回しなども出てきて面白いかと思います。
すぐに聞く、すぐに使う
ここからは、実際に英会話を使う場面を想定して書きます。塾でも友人との会話でも英語を用いてコミュニケーションをとる場面がある人には効果的です。
会話の最中の知らない単語
会話の最中に知らない単語が登場したら、ある程度予測してから「それ、どういう意味?」と聞きましょう。
子供がはしゃぎながら、それなにー!と言うのと同じです。疑問に思ったらなんでも素直に聞いてみましょう。
大抵の人は、心良く教えてくれます。たまにふざけて嘘を教えられる時もありますが、ほんとに?と聞くとしっかり教えてくれます。笑
覚えたての言葉をすぐ活用
教えてもらった言葉や言い回しはすぐに真似して活用してみましょう。
ふざけた友達を小ばかにする言い回しなら、お調子者の友達にその場で行ってみるのも手です。
子供っぽく覚えたての言葉を使いたいんだって気持ちを出せば、大抵、微笑ましい目を向けて見守ってくれます。その時に発音について聞いてみたり、ほかの言い回しも教えてもらったりすればより良いですね。
日本人は発音に必要以上にこだわっていて、話すことに憶病になっている人が多くいます。
ですが、大丈夫です!!
あなたの英語は必ず通じます。仮に発音が悪くても相手が予想して適切な発音をその場で教えてくれます。
なので、発音がめちゃめちゃでも、普段の会話にとにかく活用してみましょう。
活用するといってもその一回ではダメですよ。家に帰り、セリフを想定して練習してみたり。友達との会話で物怖じせずに、発音も気にせず使ってみ見ましょう。
まとめ
英語学習は、覚える→理解→活用の3ステップで簡単に上達します。言葉で何かを表現する事を意識して会話されてみてください。必ず、自分が思う以上に上達します。
最後は、前提からすこし外れてしまいましたが日本にいても出来る事ですのでこれからも自身のスキルアップに活用されてください。
この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。